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私たちアカデミーグループは2021年に創業45周年を迎えました。1976年に私が一人ではじめた集団指導塾「杉の子学習塾」も、現在は「進学塾ACADEMY」、「進学塾QUALIER」、「堯舜国際アカデミー」、「満点の星」などと幼少教育から大学受験まで幅広い事業を展開しています。
企業規模が大きくなるにつれて、生徒さんだけでなく保護者さまや地域の方々をより「笑顔」にする使命と責任が大きくなります。それに応えるために生まれたのが、私たちの新しい理念「Smile&Heartful」です。

“Smile&Heartful”とは、私たちの「全方位が幸せになること」です。それは、生徒や保護者さまはもちろん、社員さん自身が自分を幸せにすることも含まれています。
人は自分の周囲に笑顔が増えれば幸せを感じますし、自身も幸せと思っていなければ他人を笑顔にすることは難しいでしょう。今も昔も、アカデミーグループはたくさんの社員の方々によって支えられています。そしてその誰もが仕事を通じて「誰かに感動を与えられる」と私は考えています。
だからこそ、アカデミーグループの社員は宝であり、私も、会社も、一人ひとりの幸せを実現するための後押しを惜しまないのです。

私にとって、アカデミーグループの社員は家族同然です。社長室には200人以上いるすべての社員の顔写真を貼っており、社内でもいつも働きぶりを見守っています。
社員のみなさんが入社する以前の学歴や経歴、出身地は千差万別ですが、明るく前向きでヒューマンビジネスに欠かせない「人のためになる人」ばかりです。
そして、それぞれの仕事を通じて「誰かに感動を与えられている」ということをやりがいに感じてもらっており、それがアカデミーグループにとって何よりも大きな誇りなのです。

「誠実で前向きである」という基本的な人間性は、社員を採用するうえで創業当時から一貫して大切にしています。アカデミーグループは、ただ単に生徒に勉強を教える塾ではありません。
「QUALITY（クオリティ）」と「FRONTIER（フロンティア）」を組み合わせた「QUALIER（クオリィア）な人づくり」という創業当初から変わらない教育理念のもと、『未来を切り拓く上質な人間を育てる』役割も担っているのです。
そのため、受験もただ目標の学校に合格するための試験ではなく、その過程で生徒が人間的に成長できる貴重な機会だと考えています。 そのためには教育に関する高い志を持っていることに越したことはないですが、誰しも初めから抱いているわけではありません。
私自身、杉の子学習塾を開いたときも45年も続けられるとは思っておらず、「上手くいかなかったら辞めよう」とも考えていました。しかし、100人、200人……400人と生徒の数が増え、それとともに人間教育の場としての塾の魅力と責任に気付いたのです。
だから、最初は自信がなくても大丈夫です。アカデミーグループでは生徒に対する企業姿勢である「Academy Golden Rule」で、「Diamond（ダイヤモンド）」「Dream（夢）」「Confidence（自信）」「Challenge（挑戦）」という目標を掲げて夢と自信を持ってチャレンジし続ける行動指針を示しています。
人はみな、磨けば光るダイヤモンドの原石。それは生徒だけでなく社員も同じです。人や仕事に真摯に向き合う姿勢があれば、きっとアカデミーグループで光り輝くでしょう。

「生徒一人ひとりと向き合うこと」というフレーズは、昨今の公教育だけでなく多くの私塾でも謳われている言葉です。しかし、実際に行動に移して実現できているケースは多くはありません。
ただ、アカデミーグループは各教室はもちろん、バックオフィスを含めたすべての社員が実際に体現できていると経営者として自信を持って胸を張れます。

ただ、アカデミーグループの創業45周年はまだまだ通過点であり、もっと社会やお客さまに貢献して多くの人に「Smile&Heartful」をお届けしていく必要があります。
そのためには、弊社の理念とお客さまと向き合う楽しさを共有してくれる人材が欠かせません。私たちも「社員に価値を感じてもらえる会社」を目指して、日々、アップグレードを繰り返しています。
アカデミーグループのこれからを一緒に築いてくれる方をぜひ、お待ちしています。