リビングマロニエ 2011年12月27日(火)年末年始号掲載
お母さん、いつもありがとう!!子育ては焦らず休まずじっくり行きましょう! 休まない、比べない、焦らない昨日より今日、今日より明日! 幼児期の母親に見られる特徴として比較地獄があります。ほかの子や兄弟と比べ、遅れをすごく心配するのです。 ほかの子は髪の毛が生えている、歩き始めている、言葉を言える、文字をかける、数字が読めるなど、いろいろ比較しては悩みを増幅している方がいます。親としての心配は当然ですが、子どもにはそれぞれ成長速度があるのですから、あまり悩んだり、不安がったりする必要はありません。もちろん、5歳になっても言葉が出ないなど、極端な異常性はお医者さんに相談して頂く必要がありますが、それにしても心配し過ぎる方が多過ぎます。 自分の子どもは必ず上手く成長すると、まず信じてあげましょう。大切なのは他者との比較ではなく、昨日との成長比較です。昨日できなかったことをできるようになったら、それは素晴らしい成長です。褒めてあげてほしいと思います。 昨日より今日、今日より明日と、一歩一歩成長していくことこそ大切です。そのためには「休まない」こと。私の経営する堯舜幼稚舎では「休まない、比べない、焦らない」を母親の心得として貼り出しています。自信こそ人生の大切な宝物良い点を見て励まして下さい 親や先生に認められなかった子どもは自信に欠けるようです。どうしたら自信を育む育て方ができるのか。まずは子どもを褒める、そして認めることです。 同じことをしても人の評価は変わります。「物静かな子は元気がない」と言われ、「活発な子は落ち着きがない」と言われ、「口の達者な子は生意気」と言われます。見方を変えれば、「物静かな子は思索深く」、「活発な子は活動的で」、「口の達者な子は雄弁」と言えるはずです。良い面を見て、励まして育った子は自信を持ちます。反対に自信のない子はオドオドして、緊張で失敗することがあります。あなたは母親として、どちらの子育てをしていますか?
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